最大の魅力は「はたらく人」 ユーザーの困りごとを解決するプロダクト提供を目指す
テクノロジードリブンの人材サービス企業を目指す、パーソルグループ。同じ志をもつIT人材が次々とジョインしています。
今回は、パーソルホールディングスへ新卒で入社した中島に、現在の仕事の内容と、はたらく魅力について聞きました。
入社の決め手は「新たなスタートをした会社だから、何か面白いことがありそう」
―就職活動中、どういった経緯でパーソルホールディングスを知ったのですか?
きっかけは、新卒のエージェントからの紹介です。もともとITに興味があった私に、「総合人材会社だけれど、これからITにチカラを入れようとしている会社」として紹介されたのがパーソルホールディングスでした。
―なぜパーソルホールディングスへの入社を決めたのでしょうか?
理由は2つあります。
1つ目は、「会社として新たなスタートを切ったタイミングでの入社は、なんだか面白そう」と思ったためです。
パーソルホールディングスは2017年に商号変更を行い、私が就活をしている時は新しい組織となりわずか数年といったタイミングでした。そのため、組織の立ち上げフェーズにおける面白さを体験できるのではないかと考えました。
2つ目は、裁量があるはたらき方ができそうだと期待できたためです。
パーソルホールディングスについての理解を深めていく中で、「能動的なはたらき方ができそう」と感じました。
上司に言われたことだけをそのまま取り組むのではなく、自分自身の成長につながるはたらき方ができるのではないかと思い、パーソルホールディングスへの入社を決めました。
仕事の楽しさは、やりたいことが実現できることと仲間との一体感
―現在のお仕事について、具体的に教えてください。
人事基幹システムから、約60あるシステムに効率的に人事データを連携させるプロジェクトを担当しています。
連携効率が悪く、人事基幹システムの負荷が高い状態を課題として捉えており、その課題解消に努めています。
また、課題解消をしつつ将来的なデータ利活用を踏まえたアーキテクチャの構築ができるよう構想を練っており、PMとしてプロジェクト推進しています。
プロジェクトを担当する以外にも、人事領域のシステム担当は4つのチームに分かれているのですが、その中の1つのチームでプロダクトオーナーも務めています。このチームでは、主に人事領域のシステム担当内で利用する連携情報を一括で管理するツールの開発を進めています。
現在も管理表に基づいて作業は行っているものの、メンテナンス性に欠けていたり、別の資料と突合させながら確認するデータがあったりと、手間がかかる工程になってしまっているため、1つのWeb画面上で一元管理できるよう開発を進めています。また、正確なデータを手軽に取り扱えるよう、検索機能や自動でデータを引っ張ってくる機能なども付加する予定です。
―現在の仕事のおもしろさを教えてください。
自分がやりたいことを実現できるところが面白いです。
先ほど、人事領域のシステム担当は4つのチームに分かれていることをお話ししました。当社はスクラムで開発していまして、タスクの可視化やチケット作成などが必須になります。
元々は1つのチームだったところを途中で4つのチームに分割したため、従前のフローではスムーズに移行できないことが予想されたんです。そのため、私のほうで会議体や体制、タスク管理手法などを含めた各種調整を行いました。
このように、チームメンバーがはたらきやすい環境づくりをし、みんなで頑張ること。それを実現できる環境であることが、仕事の面白さに繋がっています。
また、「みんなでやっている」と実感できるところにやりがいを感じています。チームメンバーは非常に協力的で「こうした方がいいよね」「そういえば、ここも気を付けたほうがいいんじゃない?」といった提案やアドバイスを積極的にしてくれます。一緒に仕事をしていて楽しいですし、チームワークが感じられ、やりがいに繋がっています。
―一方で、業務を行う上での課題などはありますか?
かつて、チーム内でのコミュニケーションに難しさを感じたことがありました。ITの知識が豊富なチームメンバーと話をする際に、知らないワードが出てきて話がなかなか見えなかったのです。それ以降、勉強をしたり、都度確認を入れてやり取りしたりすることを心がけることで、スムーズなコミュニケーションになるように努めています。
よりよいプロダクトを提供するために、確かな知識を身に付けたい
知識に基づく提案で、ユーザーのお困りごとを根本から解決し、組織のプラスに繋げられるような提案ができる人になりたいです。
ユーザーの小さなお困りごとはもちろんのこと、最近では大きなプロジェクトを任されるようになったことや、スクラムマスター、プロダクトオーナーの目線で「全体最適」を考えることが多くなりました。今までは部分最適に目が向いてしまい、ユーザーの目の前のお困りごとを解決することばかり考えていたのですが、それだけではユーザーが感じている課題の根本解決にはなっていないと感じるようになりました。
私の上長は、エンジニア出身という強みを生かし、IT知識を基にしたアドバイスや提案を全体最適の視点で行っており、組織全体にとって効果的な選択をしています。
私も上長のように活躍するためにプロジェクトを通してIT知識を身に付け、ユーザーの期待を超えられるよう、さらには組織として効果的なプロダクトの提供や提案をしたいと考えています。
―最後に、パ―ソルグループではたらく魅力をお聞かせください。
2つの点で魅力を感じています。
1つ目はやりたいことをやらせてくれたり、聞き入れたりしてくれる点です。
仕事のアサインは、上長からの「こういった仕事があるけれど、やってみないか?」というコミュニケーションから始まることが多くなっています。勝手に決められてしまうのではなく、相談してくれることそのものがうれしいですね。
今回4つに分けたチーム編成についても「こういうチーム編成にしたい」という私の意見がしっかり通りましたし、体制づくりについて相談した際も、提案通りになりました。このように、その時々でベストな提案であれば、年次に関わらず取り上げていただけます。
入社時に抱いていた「裁量」への期待にもつながりますが、一方的に仕事を割り振られるのではなく、やりたいことにチャレンジでき、業務上の希望や提案を聞き入れてくれる点は大きな魅力です。
2つ目は、在宅勤務が原則である点です。
パーソルホールディングスでは新型コロナ感染拡大をきっかけにIT人材の勤務形態を在宅勤務に移行しました。以前は、満員電車に揺られ、会社に着いた時点でヘトヘトなことも多かったです。現在ではそういったストレスがまったくなく、パワフルな状態で朝から業務に取り組めます。
また、1回休憩をはさんでから業務に戻ることも可能です。きりのよいところで夕ご飯を食べ、食後に仕事を再開することもできます。在宅勤務は常に集中した状態で仕事に取り組むこともできています。
在宅勤務のメリットは、はたらきやすさだけではありません。今までなら、わざわざデスクまで行って話すほど重要ではないと躊躇していた些細な事柄でも、チャットを使い気軽に報告し合えるようになり、チームメンバーとの心理的距離は圧倒的に近くなりました。スクラム開発で大切な一体感やコミュニケーションも在宅勤務によって質が高まったと感じています。
相談に応じてくれる上司や心理的距離が近いチームメンバーの存在など、当社の本当の魅力ははたらいている人、そのものにあるのかもしれません。
取材・文=ファーストブリッジ 土屋明子
(2023年9月時点の情報です。)
- 中島希紗Kisa Nakajima
- パーソルホールディングス株式会社
グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 HR-BITA室
コンサルタント - 2018年、パーソルホールディングスに新卒入社。人事データを扱う基幹システムの運用に携わる。2020年から担当チーム内のスクラムマスターに就任し、チームのメトリクス管理などを行う。2023年より、プロダクトオーナーも担当。