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新卒入社3名が語る、パーソルホールディングスではたらく魅力 

パーソルホールディングスでは、2017年度より新卒採用を開始して以降、毎年テクノロジー組織の新卒採用を行っています。 

今回は、テクノロジー組織に新卒入社した、入社4年目となる山澤(やまざわ)、入社3年目の羽根(はね)、入社2年目の八木澤(やぎさわ)に、パーソルホールディングスに決めた理由や新卒研修中のエピソード、さらに現在の仕事のやりがいや今後のキャリアプランについて聞きました。 

パーソルグループの中でも、パーソルホールディングスを選んだ理由 

―パーソルホールディングスの選考を受けるに至ったきっかけを教えてください。

八木澤:当時お世話になっていた就職エージェントの担当者からの紹介です説明会と同時に選考を受けることができるという理由から、選考を受けるに至りました。

羽根:私はグループ会社であるパーソルキャリアや、パーソルプロセス&テクノロジーの選考を先に受けていたんです。選考中に出会うパーソルグループの社員の方がみなさん生き生きしていて。自由な社風に魅力を感じ、気付けばパーソルグループのファンになっていました。今振り返ると「パーソルグループ全部を受けるのかな?」というほど、順番に受けていましたね。そんななか、エージェントの担当者からパーソルホールディングスも紹介され、選考に進んだという流れです。

―選考中に印象的だった出来事はありますか?

八木澤:私はIT業界を志望し、さまざまな企業で選考を受けていたのですが、基本的には興味のある技術分野や、過去に自分が作ったシステムについて面接で質問されることが多く、対策もしてきていたんです。

一方、パーソルホールディングスの選考では、対策してきた内容について聞かれることがほとんどなく拍子抜けしました。これから何を実現したいか、どのような仕事に挑戦したいか、といった私自身の希望やキャリアに対する質問が多かったです。振り返ると、面接の場がまるで就活の相談のような場でしたね。

羽根:分かります。人となりを見るような質問が多かったですよね。私は、人材業界の企業をたくさん受けましたが、パーソルホールディングスだけ面接後にフィードバックがあったのを覚えています。「この点が良かったよ」「この質問に対する理由をもう少しきちんと説明できると良いね」などと、次につながるアドバイスがもらえて、「寄り添ってもらっているなあ」と温かい気持ちになりました。

―パーソルホールディングス入社の決め手を教えてください。

山澤:私はもともと、営業のような表に出る仕事は向いていないかなと思っており、バックオフィス系の職種を志望していました。パーソルホールディングスのOB訪問をして先輩社員に話を聞いたうえで、私の職種としての志望は満たしながら、グループ各社やさまざまな事業に対して影響力を持ち、ホールディングスとして支えている点に魅力を感じたのが決め手になりましたね。

八木澤:私は、「自分の仕事が大きな意味を持つと良いな」と漠然と考えていました。パーソルホールディングスのように、グループ全体のインフラを統括している企業はなかなかないという思いから、漠然と抱いていた「大きな意味」を、規模感やグループ全体に影響力を持つ仕事にチャレンジさせてもらえるという観点で見出せると考え、パーソルホールディングスを選びました。

業務体験を踏まえて、配属希望を検討できる新入社員研修 

ー新入社員研修は入社年度によって異なると聞きました。毎年前年の新入社員研修の振り返りを踏まえ、工夫が加えられているそうですが、直近の新入社員研修はどのような形で進められているのでしょうか?

八木澤:私が入社した2022年の新入社員研修は、4月から6月の3カ月間のプログラムでした。最初の2週間はいわゆるマナー研修を含む人事研修、次の2週間は、配属可能性があるグループIT本部の各部の役割や仕事内容の紹介、業務で使用する社内システムやツールの利用方法などの説明を受けました。

その後、ITの基礎を一から学ぶ研修や、学んだITの知識をアウトプットするロールプレイングのプログラムが2週間ほどありました。6月からは1カ月にわたって業務を体験しました。新入社員2〜3人が1組になって各室の業務を実際に体験して回り、業務体験が終わるタイミングで配属希望を提出する流れです。

ー研修中、最も印象的だったことを教えてください。

八木澤:業務体験は一番印象に残っていますね。新入社員の配属先候補である室を深く理解できるようなプログラムのため、配属先検討の際は非常に役立ちました。

就活中は大きく「IT」という括りでしか考えておらず、クラウドやネットワーク、情報セキュリティというようにさまざまな分野へと枝分かれしていることまで考えが及んでいませんでした。そういう意味で、どのような選択肢が自分に合っているのか見極められる良い機会だったと思います。

山澤:私は2020年に入社し、COVID-19の影響が大きかったので、新入社員研修はなかなか大変でした(笑)緊急事態宣言で不要不急の外出が禁止された時期だったので、入社して2〜3日後にはフルリモートになりましたね。出社が必要な研修は叶わなかったので、後の代の新入社員と一緒に、別途研修を受けられるように工夫してもらいましたね。

ITについての知識がほぼないところからスタートしているため、「わからない点をどうやって解消しよう?」と不安に思っていましたが、研修中はさまざまな形のコミュニケーションを取る機会がありました。定期的に開催される朝会や夕会でメンターに相談したり、同期でざっくばらんに疑問点を話し合ったりする時間も多かったです。

配属先を選ぶ際のサポートも充実していて、先輩社員との座談会や複数回の面談を通して、自分の希望とすり合わせる機会がありました。 

グループ各社の意向を正しく理解する、ホールディングスならではの難しさ 

ー入社してみて、イメージと違ったことはありましたか?

羽根:想像以上にはたらき方の自由度が高い点は驚きました。「子どもが熱を出して」などの家庭の事情はもちろんですが、「美容室に行くので」といった私的な理由でもフレックス制度を活用する文化が浸透しており、自分の裁量ではたらき方を調整できるのは良い点だと思います。

八木澤:とてもはたらきやすい環境だと思う反面、自分自身でメリハリを効かせなければならない点は最初はなかなか大変でしたけどね(笑)

個人的には、新卒1・2年目ではなかなかできないような数億円の稟議書を作成したり、数百ものグループのシステムに関わるインフラ基盤のリプレースといった大きな仕事にチャレンジできる点は想像以上でした。この年次ではなかなか体験できないスケールのプロジェクトに携わることができるのは、ホールディングスならではだと思います。

山澤:大きな仕事にチャレンジできる分、年次を問わず、意見を求められる環境です。嬉しい反面それが大変でもあって、自分の考えをしっかり持つだけではなく、アウトプットできるようにしておくことが必要なので、それに慣れるまでは大変でした。

羽根:イメージと違ったのは、仕事の進め方でしょうか。「ホールディングス」と聞いた時に、「親会社」というイメージを強く持っていました。しかし実際は、「親会社」と「子会社」のような関係ではなく、グループ各社との関係性がフラットなんです。そのため、ホールディングスという立場からグループ各社と協力してプロジェクトを進行する際は、各社の事業や考え方、文化がそれぞれ異なることを理解し、意向を汲み取りつつもガバナンスをきかせながらプロジェクトを進行する難しさを感じます。 

目的に立ちかえる思考が成長、まずは今の専門を磨いて他領域にもチャレンジしたい 

ー入社1年目の自分を振り返って、今の自分が成長したと感じる点を教えてください。

八木澤:無意識に成長したポイントなのですが、プロジェクトに関わる方々とのコミュニケーションが1年目よりはうまくとれるようになったと思います。グループ各社の窓口となる方との関係が構築できたのが大きいかもしれないです。

山澤:私もコミュニケーションや調整力は、成長していると思います。グループ各社と協力しながらプロジェクトを進行していくと、会社の垣根を越えてプロジェクト内でそれぞれが得意分野を活かし、苦手分野をカバーし合う必要があります。

私は社会人になるまでは一人で抱え込みがちな性格だったのですが、同じチームのメンバーに頼りつつ、プロジェクトを進行するスキルは徐々に伸びていると感じますね。

あとは、目的から物事を考える力が成長しました。振られたタスクをそのままこなすだけでなく、常に目的意識を持ちながら思考する癖がつきました。

ー今の仕事では、どのようなやりがいを感じていますか?

山澤:やはり、グループ全体に影響を与えられる、グループ各社が行っている事業をサポートできる、そしてそれに携われることです。

パーソルグループは個人情報をはじめとするさまざま情報を取り扱っているものの、私が所属する情報セキュリティ部はセキュリティにおける専門的な部署だからこそ、より「私たちがパーソルグループのセキュリティを担保しているんだ」という自覚を持ってはたらくことが求められます。セキュリティ領域は、花形の部門ではありませんが、なくてはならない、パーソルグループの信用・信頼を下支えする大切な部門だという気持ちのもと、日々の業務にあたっていますね。

羽根:私が所属するワークスタイルインフラ部では、場所を問わない、時間にとらわれない、それでいて安全で快適な新しいはたらき方をITの力でデザインしています。効率的に業務するためのツールやルールなどに日々向き合う中で、新たなはたらき方の可能性を見出せる業務をしているととらえており、自分が携わる業務がパーソルグループの社員、ひいては社会にも良い例として波及する可能性を感じており、そんな業務に携われていることにやりがいを感じます。

ー今後のキャリアプランを教えてください。 

羽根:実は、きちんとしたキャリアプランは描いていません。それはなぜなのか考えてみたのですが、パーソルホールディングスではさまざまな選択肢が用意されていることが関係していると思うのです。ほかのグループ各社へ移籍できるキャリアチャレンジ制度や、ほかのグループ会社や部門の仕事を少しだけ体験してみるジョブトライアル制度など、さまざまなキャリアを自ら切り拓けるチャンスが転がっています。私としては、これからも「今こうしたい」という選択ができるように日々目の前にあることを努力していきたいです。 

八木澤:IT業界を目指し始めた当初からの目標なのですが、中身や裏側がどのように動作しているかを正しく理解したうえで、アプリケーション開発に携わりたいと考えています。今は、ワークスタイルインフラ部に所属してパーソルグループの「C-MAC」というAWS基盤の運用や改善活動をメインに担当しています。今のインフラ関係の仕事が網羅できた暁には、その先にあるシステム開発に挑戦してみたいですね。 

山澤:私が強く共感するグループビジョン、「はたらいて、笑おう」により関わるような業務に携わっていきたいという思いもありますし、私自身の今の仕事であるITガバナンスも好きなので、この分野での知識・経験をまずは伸ばしたいです。これらの知識をベースにほかの分野に挑戦する選択肢もあると思うので、視野は広く持ちつつ、まずは目の前にある仕事を経験値に変えていきたいです。 

これから成長したいと強く思う人材が活躍できる会社 

ー最後に、これからパーソルホールディングスへ入社する未来の後輩へ向けて、メッセージをお願いします。 

八木澤:入社1年目でも、臆さずに意見を伝えてほしいです。パーソルホールディングスのグループIT本部は、みなさん寛容でさまざまなことに挑戦させてもらえますし、どのような質問や突拍子のない意見にも応えてくれます。そういった機会を「存分に生かそう!」と思える方だと成長しやすいのかもしれません。 

羽根:「自分の意見をあまりはっきり言えない…」という方も安心してください。私もパーソルホールディングスへ入社する前は、そんなタイプでした(笑)ただ、新人時代から意見を聞いてもらえる風潮に助けられて、徐々に成長できていると感じています。すでにできる方はもちろんですが、今できなくても「変わりたい」「成長したい」と思う方にもぜひ挑戦してほしいですね。 

山澤:私自身が苦労したポイントでもありますが、自分の信念を持っていた方が良いと思います。上司やチームメンバー、各社の担当者といったさまざまな方から本当にさまざまな意見をもらうので、それぞれに流されていると迷走しかねません。もちろん柔軟性が必要な部分はありますが、そのなかでも自分が大切にしたいものを変わらず持てるような方が活躍できるのではないでしょうか。

取材・文=ファーストブリッジ 宮口佑香 
(2024年2月時点の情報です。)

山澤美咲Misaki Yamazawa
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部 情報セキュリティ部 ITセキュリティマネジメント室
リードコンサルタント
2020年、パーソルホールディングスへ新卒入社。ITセキュリティマネジメント室に配属され、2021年よりセキュリティガバナンス室を兼務。2024年1月より情報セキュリティ部SBUセキュリティ支援室も兼務し、現在はITセキュリティに関するルール整備やセキュリティチェックの運用などを担当している。
羽根環Tamaki Hane
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部 ワークスタイルインフラ部 ユーザーインフラ室 エンドポイントSec.チーム
コンサルタント
2021年、パーソルホールディングスへ新卒入社。EMS・Intune関連の展開・運用を担当後、2023年よりPCやスマートフォンなど、エンドポイントのセキュリティを担当。現在は、私物デバイスの利活用を可能にするセキュリティ製品の導入検討を担当している。
八木澤琢海Takumi Yagisawa
パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部 ビジネスコアインフラ部 クラウド推進室 C-MAC基盤チーム
コンサルタント
2022年、パーソルホールディングスへ新卒入社。新人が1年間の歩みをプレゼンし、その成果を競うアワード「Step」にて「飛躍賞」を受賞している。現在は、クラウド推進室のC-MAC(Co-Managed AWS Cloud)開発チームにて基盤の機能改善・開発業務に従事。

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