APAC LONG Meeting開催
パーソルグループは、多様かつ拡大し続けるはたらく人々のニーズに応え続けるため、「テクノロジードリブンの人材サービス企業」への進化を経営の方向性として定めています。このような流れを踏まえ、2025年2月にAsia Pacific SBU*のテクノロジー領域の役職者・リーダーを日本へ招き、「APAC LONG Meeting」を開催しました。
APAC LONG Meetingにはパーソルホールディングスのテクノロジー領域の役職者・リーダーら約30名に加え、代表取締役社長 CEOの和田が参加しました。
今回は2日間にわたり、全編英語で開催されたAPAC LONG Meetingの様子をご紹介します。
*SBU(Strategic Business Unit):意思決定の権限を委譲し、経営判断のスピードを高めて事業価値を最大化するべく組織されたビジネスユニットを指す。
国境をこえるパーソルグループのテクノロジー部門の連携
パーソルグループのAPACにおける事業は、2019年に設立したPERSOL Asia Pacificを中核会社としたAsia Pacific SBUによって展開されており、現在はアジア地域では人材紹介を担うPERSOLKELLY、豪州では人材派遣サービスやファシリティマネジメントなどのメンテナンスビジネスを担うProgrammedを中心に構成されています。
「テクノロジードリブンの人材サービス企業」を目指すにあたり、さらなるグループシナジー強化や事業のデジタル化を目指すべく開催された今回は、「グループ全体のテクノロジー戦略共有・理解」と、「各テクノロジー領域におけるナレッジの横展開」をテーマに開催しました。
Day1:グループ全体のテクノロジー戦略共有・理解
Day1はグループ全体のテクノロジー戦略や、国内グループ会社におけるITガバナンスについての共有と理解を深めるためのディスカッションが行われました。合同セッション形式で、Asia Pacific SBUのメンバーは全員が同じセッションへ参加しました。
テクノロジー戦略の前段として、代表取締役社長 CEOの和田より、グループビジョンへの思いが語られました。
これを受け、それぞれの立場からAsia Pacific SBUでのグループビジョンの浸透率について意見が出され、「日常の中でより目につくような工夫がほしい」「積極的な経営統合を行ってきているからこそ、個社ごとに差が生じているかも」などの具体的な意見も。和田からは、「今日参加しているAsia Pacific SBUのメンバーから”Work and Smile”を発信し、グループビジョンに共感している人をさらに増やしてほしい」という熱いメッセージが送られました。

その後、Asia Pacific SBUのテクノロジー体制や戦略が共有されたのち、CIO/CDOの柘植より「自分にとっての”Work and Smile”とは」「Asia Pacific SBUのテクノロジーメンバーへ期待すること」という思いが語られました。
終始和やかな雰囲気の中で、パーソナルな面にも迫りながら、様々な質疑応答が行われました。

ランチ休憩をはさみ、午後には国内グループ会社におけるITガバナンスの共有や、テクノロジー投資の管理方法など、具体的な業務理解を深めるためのディスカッションが行われました。
パーソルホールディングスのメンバーの発表を受け、適宜ディスカッションを挟みながら、相互理解を深める時間となりました。
Day2:各テクノロジー領域におけるナレッジの横展開
Day2は専門領域ごとに分かれた個別セッション形式。
AI、データ&アナリティクスなどの話題性が高い領域のセッションや、テクノロジーの基盤となるインフラ・ガバナンス領域のセッションなど、多岐にわたるテーマでのセッション開催となりました。

それぞれが1~2時間と限られた時間でしたが、適宜質疑応答を挟みながら、短い時間の中でも充実したディスカッションを行いました。
中でもAI活用やROI最適化などの観点で熱いディスカッションが交わされ、パーソルホールディングス、Asia Pacific SBU双方で活用できそうなナレッジも見つかり、双方の理解を深めるだけでなく、参加者満足度も高い1日となりました。
まとめ
「グループ全体のテクノロジー戦略共有・理解」と、「各テクノロジー領域におけるナレッジの横展開」のテーマの元、各領域の担当者が参加したことで、実例に基づいた理解、そしてディスカッションを行うことができた今回のAPAC LONG Meeting。
テクノロジードリブンを加速させるためにも、日本とAPACの垣根を超えた交流の重要性を再確認したほか、パーソルグループとして大きな成果につながるきっかけの場となりました。
ちなみに…
2日目夜の懇親会ではセッションに参加した社員も合流し、大いに盛り上がりました!

(2025年3月時点の情報です。)