• HOME
  • CONTENTS
  • 【前編】パーソルホールディングス テクノロジー部門、初の海外選抜研修@ベトナムレポート―国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感

【前編】パーソルホールディングス テクノロジー部門、初の海外選抜研修@ベトナムレポート―国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感

2024年11月20日から11月24日にわたり、パーソルホールディングス テクノロジー部門として初となる海外選抜型研修を実施しました!

今回の研修先はベトナム。パーソルホールディングスのテクノロジー組織を牽引するメンバー10名を選抜した研修レポートを前後編にてお届けします。

初の海外研修、なぜベトナム?

今回は以下2点の理由から研修先にベトナムを設定しました。

①IT産業が盛んで技術力が高い地域である
②パーソルグループがアジア地域においてもより良い”はたらく機会の創出”に取り組んでいる

IT産業が盛んで技術力が高い地域である

ベトナムは現在、2024年にはGDP成長率が6.5%に迫っており、世界で最も成長している都市のひとつとされています。ベトナム国内での新興企業の数も多く、東南アジアの「次のシリコンバレー」をゴールに掲げ、国全体がIT産業に注力しています。

首都であるハノイはもちろんのこと、現在最も勢いがあるとされているのがホーチミンです。人口だけではなく、経済発展においてもベトナム国内最大の成長率とされており、GDP成長率を牽引しているのもホーチミンです。

ベトナムの様子👀

背景には、テクノロジー分野を支える人口が多い点が挙げられます。

ベトナムは、年間約57,000人のテクノロジー分野を専門に学んだ卒業生を輩出しており、テクノロジーに関わる人口が多い点が特徴です。加えてスキルが非常に高いとされており、SKILL VALUEによる「最も優れた開発者調査」では、アメリカやイギリス、フランスなどに次いで第10位にランクインしています。

また、国内の通信をはじめとしたテクノロジー分野の成長が目覚ましく、2022年には「世界で最も急速に成長しているデジタル経済圏」第2位にも選出されています。ほかにも「5G接続デバイスが最も多い国」上位10カ国にランクインするなど、テクノロジー分野ではたらく人だけではなく、国民全体がITへの興味・関心が高いことがわかります。

このような理由から、世界的に著名な企業がベトナムに開発拠点を構えるケースが増えており、ベトナムの注目度が非常に高いのです。

②パーソルグループがアジア地域においても、より良い”はたらく機会の創出”に取り組んでいる

パーソルグループは2030年までに100万人に対してより良い“はたらく機会の創出”を行うことを掲げています。国内のみならず、Asia Pacific SBU*を中心にアジア地域においてもより良い“はたらく機会の創出”に取り組んでいます。

Asia Pacific SBUは、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム、ニュージーランド、韓国、タイ、台湾などのアジア地域で、人材派遣、人材紹介、設備・施設メンテナンス、アウトソーシングなど複数事業を展開しています。今後、日本で活用されている技術をAsia Pacific SBUにも展開し、逆にAsia Pacific SBUの先進技術を日本の事業に取り入れていくことも想定されます。

現在ベトナムには、グループ会社であるパーソルキャリアや、パーソルクロステクノロジーの開発拠点が設けられています。このような点から、国境を超えてどのような「はたらいて、笑おう。」が展開されているのか、どのような開発を行っているのかなどを直接現地で聞くことで、「はたらく」上でグローバルな視野を獲得することを目指しました。

以上2点の理由から研修先にベトナムを選定し、プログラムを作り上げていきました。

*SBU:Strategic Business Unitの略称。サービス事業領域ごとに分けた組織単位

研修プログラム

海外選抜型研修は、選抜されたメンバーの海外研修と、上半期の成果に対する労いといった2つの軸でプログラムを設計しました。

研修パートのメインとなるのはパーソルキャリアの海外開発拠点であるPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMへの訪問と、東南アジアを代表するIT企業であるFPT Softwareの訪問と、英語でのプレゼンテーションの実施です。
このほか、渡航前後では日本での研修も行いました。

事前研修

事前研修は10月後半に南青山本社で行いました。 
参加者自己紹介やワークショップをメインとした事前研修の場では、ベトナム研修参加者が初の顔合わせを行いました。

CIO/CDO柘植の話に真剣に耳を傾ける参加者👂

パーソルホールディングスのテクノロジー部門在籍者は300名を超えており(2024年12月現在)、所属本部が同じでも、部門が異なれば会話する機会は多くありません。そのため初対面同士となる参加者が多く、事前研修開始時はやや緊張した雰囲気でスタートしました。

10名の参加者が自己紹介を終えたのち、研修課題に取り組むチーム分けと、FPT softwareでの英語プレゼンテーションを実施するテーマ決めを行いました。

ワークショップは少しだけ和やかな雰囲気に😊

ワークショップでは、英語プレゼンテーションのテーマに沿った構成の作成や、今後のスケジュール整理などを行いました。部門の垣根を超えたチーム編成としたため、このタイミングではまだ緊張気味の参加者たちでしたが、この後約3週間をかけて、各チームが10分にも及ぶ英語プレゼンテーションを完成させました。

時間の経過とともにすっかりチームの仲も深まった様子を見せながら、いよいよ出発です✈

ベトナムへ出発!

出発日である11月20日、朝7時に成田空港へ集合し、ベトナムへ出発しました。

いよいよ搭乗✈

ホテルへチェックインできたのは、日本時間で17時半頃。
入国審査に時間がかかり長旅となってしまったものの、宿泊先となるホテルロッテサイゴンの内観に疲れも吹き飛んだ様子の参加者たち。

ホテルレストランと、ホテルプールの様子😳

この日はホテルで夕食を済ませ、翌日に備えました。

とっても豪華な個室で食事✨

PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM訪問

2日目は同じパーソルグループの一員として、ベトナムで「はたらいて、笑おう。」を体現しているPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMへ。

PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMの入り口と、ビル外観🏢

パーソルキャリアの海外開発拠点として2022年に設立され、現在は50名を超えるメンバーが在籍しています。当日は現地法人代表である菊池さんのほか、日本人社員や日本語が堪能なブリッジSE3名に参加いただきました。

PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMの概要紹介やオフィスツアーのあとは、ベトナムではたらくブリッジSEを交えたチームを編成し、チーム別にディスカッションを行いました。

会社紹介と自己紹介の様子🙌

テーマは「国境を越えてはたらく上で大事な事とは?」。PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMのブリッジSEは、日々の業務の中でパーソルキャリアの日本人エンジニアとコミュニケーションを行っています。

業務に対する常識や文化の違いをから、「国境を超えてはたらく」上で楽しい点だけではなく、難しい点も実際に体感している様子。そのような実体験や、これまでの業務を通じて培ってきた対応策をもとにしたディスカッションの場となりました。

日本人チームにブリッジSEがそれぞれ参加してディスカッション🌟

最終的に「言語の違いはあるものの、同じ目的に向かうチームとして、互いに思いやりをもって接する​ことが大切」といった関係性における気づきや、文化の違いがあるからこそ「互いに理解できるグランドルールを設定してから業務に取り組む​ことが重要」といった気づきが共有されました。

ディスカッションの内容を全体へシェア

「日本人はあれ・それのような指示語が多く、コミュニケーションがうまくいくようになるまで苦労した」などの具体的なエピソードも飛び出し、「国境を越えてはたらく」ことに手触り感を持つことができた貴重な場となったほか、最後は参加者の緊張が解け、笑顔も多く見られました。

その後はパーソルホールディングスメンバーとPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMメンバーでランチ。PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMオフィス付近のローカルレストランで、現地の食事を満喫しました。

現地ならではの食事、おいしかったです🍴

ディスカッションの雰囲気とは異なり、穏やかな雰囲気で歓談を楽しんだ参加者。ベトナム現地のリアルな情報に触れ、会話も盛り上がりました。

後編に続きます🌟

(2024年12月時点の情報です。)

―― 合わせて読みたい記事

【後編】パーソルホールディングス テクノロジー部門、初の海外選抜研修@ベトナムレポート―国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感

第8回パーソルグループ テクノロジーLONG Meeting開催

2024年度 パーソルホールディングス グループテクノロジー管掌 キックオフ開催

ワーケーション制度で「はたらくWell-being」を創造。ワーケーションがもたらす組織の進化

ページの先頭へ