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キャリア20年超!それでも頭の中の地図が書き換わる新鮮な毎日

テクノロジードリブンの人材サービス企業を目指す、パーソルグループ。同じ志をもつテクノロジー人材が次々とジョインしています。

今回は、キャリア採用で入社した岸本さんに、現在の仕事とパーソルホールディングスではたらく魅力について聞きました。

決め手は、「公正であること」と「構想を実行する遂行力」

―まず、これまでの経歴を聞かせてください。

新卒で入社した企業でSEとしてはたらいてきました。パーソルホールディングスには2023年2月に入社。初めての転職です。

前職でのキャリアは大きく3つのフェーズで構成されていました。
最初は、入社3年目までの「システム開発の基礎固め」のフェーズです。
プログラマー・SEとして、自ら手を動かしながら、システム開発やチームの一員としての仕事のやり方を学びました。

次のフェーズは、入社4年目から10年目頃。プロジェクトリーダーとして、チームメンバーに対して業務の指示を行うと同時に、お客さまとの窓口も経験しました。

最後のフェーズ、入社10年目以降のプロジェクトマネージャー、ラインマネジャーです。
ここでは案件を発掘・獲得する業務を担当。日立製作所と共に日立グループの一員として、顧客の業務課題・経営課題の改善できる点を見出し、自社プロジェクトとして切り出していきました。大型案件を中心に手掛けるようになったのもこの頃です。

転職を視野に入れるようになったのは、自分が作ったシステムにもっと深く携わり続けたいと思うようになったから。1つ納品したらまたすぐに別のシステムを構築する業務に、物足りなさを感じていました。

また「自分の働き方は、部下や上司にどのように映っているのだろうか」と考えるタイミングがあったことも、転職を意識する要因になりました。

―なぜ、転職先にパーソルホールディングスを選んだのですか?

自分で作ったシステムに長期的に携われることに加え、2つの理由が入社の決め手になりました。

1つ目は、「はたらくを生み出すヒト」の働き方を変えられると思ったからです。
パーソルホールディングスは、「はたらいて、笑おう。」をコーポレートスローガンに掲げる人材サービス企業。募集要項には、グループ会社へのテクノロジー支援を通じて、社員のはたらき方を変革する職務であることが記載されていました。「よりよい、はたらく」を生み出す瞬間に、今まで培ったシステムのスキルと社会人経験を活かしたいと考えたのです。

2点目は、面接官への共感です。
面接では、テクノロジー活用の取り組みがまだ構想段階であったにも関わらず、資料を提示して今後の方向性を丁寧に説明してくれました。スキル合わせに終始した面接とはまったく違うアプローチだったので、驚きつつも大変よい印象を受けました。

私は面接から入社まで数カ月ほど時間があり、その間に内定者向けのフォローアップの場が設けられました。
1次面接からフォローアップの期間で、構想が「進化している」点も良かったです。現在地を都度公開する信頼度の高さと、口で言うだけではなく「ちゃんとやる」姿勢に強く共感しました。

パーソルホールディングス株式会社 グループデジタル変革推進本部 DX企画部SBUデジタル企画室 兼 グループテクノロジー推進本部 DX横断室 岸本昌之

成約のポイントはスピード!開発は課題を見極めることから始まる

―現在のお仕事について、具体的に教えてください。

パーソルグループ各社の事業をテクノロジーという側面から支援しています。課題を見つけ、各社のDX推進担当と協業しながらシステムを構築し、業績を向上させることがミッションです。

現在、私はグループ会社のパーソルテンプスタッフを担当しています。
パーソルテンプスタッフは人材派遣事業を行っているのですが、派遣スタッフの成約率向上には、募集企業側のご依頼内容に対し、迅速かつご依頼内容に沿った派遣スタッフをご紹介できるかが一つの鍵となります。

これら「迅速さ」や「ご依頼内容への当てはまり具合」は、営業担当者と企業担当者との関係性や調整スキルのノウハウによるところが大きいものの、営業担当者のご異動などで、そのノウハウの継承が難しいという課題があります。


この課題をパーソルテンプスタッフ内に蓄積されているデータの利活用と、AIに代表される先端テクノロジーを活用して解消し、さらなる精度向上や時間短縮する取り組みを進めています。

実現に向けてはまだまだ難しい部分がありますが、派遣スタッフ、募集企業の双方が「パーソルテンプスタッフに頼んで良かったよ」と感じていただき、パーソルテンプスタッフの営業活動に携わる皆さんの”はたらく喜び” を高めたいというのが、現在の私の強いモチベーションとなっています。

―現在の仕事のおもしろさを教えてください。

課題から仮説を立てるプロセスをメンバーと一緒に行える面白さ、そして楽しさを感じています。

以前の仕事はお客さまから「こういったことをやりたい」というオーダーを受け、システム開発に長けたメンバーが対応しシステムを構築するスタイルでした。しかし、今はチームで仮説を立て、それに対する「打ち手」を皆で考えています。

こうした仮説立案に対する能力や知見を持ったメンバーが多くいる職場は、私にとってまったく新しい世界であると同時に、大変心強く感じています。

―一方で、業務を行う上で気を付けている点はありますか?

チーム内での意思の統一です。チーム内で目線を合わせておかないと、グループ会社と支援する私たちとの間で温度差が生まれてしまうからです。「向かうべきゴールはどこか」の目線をしっかりと合わせ、チームが一枚岩となれるよう心がけています。

パーソルホールディングス株式会社 グループデジタル変革推進本部 DX企画部SBUデジタル企画室 兼 グループテクノロジー推進本部 DX横断室 岸本昌之

尖ったメンバーに囲まれて、毎日頭の中の地図が書き換わる

―描いている今後のキャリアイメージを教えてください。

数年後は、チームを率いる自分をイメージしています。
パ―ソルグループが目指すDX推進は多くのチームが立ち上がり、一定の規模感をもって進めないと成り立ちません。今は知見を広め、人脈づくりにおいても、関わるメンバーへの働きやすい環境提供においても、土台づくりの時期だと思っています。

―最後に、パ―ソルグループではたらく魅力を聞かせください。

2つの点で魅力を感じています。

1つは、バックボーンが異なる個性的なメンバーが集まっている点です。スキルもキャラクターも前職と比べて尖った人が多い印象ですね。

データの分析やAI関連の専門部隊が社内にあるので、問い合わせに対しても迅速に回答がきます。やり取りのスピードも速く刺激的で、毎日頭の中の地図が書き換わる状態です(笑)。

2つめの魅力は、本当の意味で自由闊達な文化であること。失敗も「失敗」とは考えず、次の対策に積極的に反映させます。はたらき方も自由で、リモートワークも定着していますし、服装に制限もありません。

さまざまな人が集まり、能力や個性を最大限に発揮できるのが、パーソルグループの魅力です。

取材・文=ファーストブリッジ 土屋明子
(2023年7月時点の情報です。)

パーソルホールディングス株式会社 グループデジタル変革推進本部 DX企画部SBUデジタル企画室 兼 グループテクノロジー推進本部 DX横断室 岸本昌之
岸本昌之Masashi Kishimoto
パーソルホールディングス株式会社
グループデジタル変革推進本部 DX企画部SBUデジタル企画室 室長
兼 グループテクノロジー推進本部 DX横断室
メーカー系SIerへ入社後、製造・流通業の業務システム(販売管理、生産管理、SCM、会計)の開発・インテグレーション経験を経て、PMやプリセールスとして現状分析や課題抽出による案件獲得活動に従事。ユーザー事業が変容・変革する瞬間に携わりたい、という手触り感を求め、2023年2月パーソルホールディングスへ入社。 アジャイルでの価値提供やデータ利活用を軸にグループ各社のDX推進を担う。

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