REPORT
【前編】パーソルホールディングス テクノロジー部門、初の海外選抜研修@ベトナムレポート―国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感

2025年11月末、パーソルホールディングス テクノロジー部門として2回目となる海外選抜型研修を実施しました。
昨年に引き続き、渡航先はベトナム。パーソルホールディングスのテクノロジー組織を牽引するメンバー10名を選抜。昨年度の研修よりも内容をアップデートし、実施しました。
今回はその様子を、レポート形式でご紹介します。
昨年に引き続き、今年度の渡航先にもベトナムを選出しました。
その背景に挙げられるのが、ベトナムが国家的に取り組むDX化です。2020年には「国家デジタルトランスフォーメーションプログラム」が承認され、政府全体でのDXが推進されています。
“電子政府”を推進する施策として、2025年までに80%、2030年までに100%の公共サービスをオンライン化、省・市の行政文書の完全デジタル化を目指しているほか、AI、IoT、ブロックチェーン、クラウドベースのプラットフォーム構築や、全住民のICチップ搭載IDカード導入などが積極的に展開されています。
また、ベトナムではIT領域に従事する人材の訳58%が30歳未満であり(出典:TopDev「Vietnam IT Market Report 2023」)、AIやクラウドなどの最新技術に対する学習意欲や実装スピードは世界的に見ても凄まじい勢いを持っています。ベトナム全体でIT領域に注力していることから、日本とは異なるスピード感やパワーを体感できるという点で、今年度も渡航先にベトナムを選定しました。
また、ベトナムにはいくつかのグループ会社があり、国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感できるという点も大きな理由です。これらの理由を踏まえ、ベトナムの勢いを間近に体感できるようなプログラムを設計しました。
今回の研修の最大のポイントは、FPT Corporationでの終日研修です。
FPT Corporationはベトナム最大のIT企業です。Fortune 500 SEA*で東南アジア最大のITサービス企業として評価されており、AIや先進技術の力を積極的に活用している点が特徴です。
日本でも2005年に日本法人を設立し、日本国内に10以上の拠点を抱えており、多くの企業が「DXのパートナー」としてFPT Corporationを選出しています。
*Fortune 500 SEA:フォーチュン誌が発表する東南アジア地域で売上高の大きい上位500社を対象としたランキング。世界的な「フォーチュン・グローバル500」の東南アジア特化版を指す
今回はホーチミン市に位置する広大なオフィス「F-Town」へ訪問し、終日研修を行いました。

研修テーマは「Enhancing Human-AI Collaboration: From Internal Efficiency to Customer Experience」。人とAIの協働を高めることをテーマに、AI活用を研修の中心に据えプログラムを実施しました。
グローバル視点での考え方やマインドを学ぶべく、研修は全編英語で実施。パーソルホールディングスの参加者は、日常的に英語を使用して業務を行っていませんが、この研修では英語を使用したプログラムに取り組みました。
YES/Noで回答可能なディスカッションからスタートし、FPT Corporation社の社員を交えて「両社のはたらき方の違い」を英語でディスカッション。その後、プロンプトを英語で作成し、画像で可視化するといった研修を行いました。


最後はパーソルホールディングス参加者が3チームに分かれ、日本で準備してきたプレゼンテーションを発表。
プレゼンテーションのテーマは「AIによって2028年までに働き方がどう変わるか?」。こちらも全編英語でのプレゼンテーションを行いました。

FPT Corporation社の社員からの質問にも臨機応変に英語で対応し、無事に研修を終えました。
同じテーマで発表するにも関わらず、結論は全く異なる展開になりました。

翌日は、グループ会社であるPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMへ訪問しました。
PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMは2022年に設立された、パーソルキャリアの海外開発拠点です。パーソルキャリアが提供する「doda」や「PERSOL MIRAIZ」などの開発をベトナムから行っています。

この日は各自の業務をグローバルな開発・連携の視点で捉え直すことを目的に、現地のブリッジSEやPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMを交えたディスカッションを実施しました。
テーマは「PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM⇔パーソルホールディングスで協業できそうなプロジェクトや施策とは?」。限られた時間の中で具体的なプロジェクトや施策を候補として出し、生じそうな課題や解決策について検討を進めました。

実際に協業をイメージする過程を通じ、グローバル視点でのコミュニケーションのポイントや、互いの文化を尊重した上で、どのような業務がフィットするのかといった具体的な議論が展開されました。
限られた時間の中で各チーム積極的にディスカッションを行ったものの、具体的な協業案件をイメージしながら話を進められたことで、まだまだ話したりないという感想が多数あり、充実した時間となりました。
その後、統一会堂などホーチミンを代表する観光地を巡り、文化の面からもベトナムを堪能しました。
今回の研修では、短い時間ながら各部門から選抜されたメンバー同士、所属部門を超えてチームで取り組む貴重な機会となりました。
「日常業務からは外れていろいろな経験をすることで、視野が広がったり、価値観にも影響があることを感じた」「基本的に在宅であるため、組織を越えて対面で、直接海外の方とコミュニケーションを取れたのはとても良かった」など、日常とは異なる環境で多くの刺激を得ることができたようです。
今年度も参加者の満足度が非常に高かったことを踏まえ、「テクノロジードリブンの人材サービス企業」を目指す過程の中で、今後もこのような機会を設けていく予定です。

※レポート内容は開催日時点の情報です。
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STRATEGY
【後編】未来の“はたらく”を変革する——パーソルホールディングス×パーソルクロステクノロジー 両本部長が語る、AI戦略と共創の最前線
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PROJECT
わずか10カ月で開発・導入を実現。データドリブンなタレントマネジメント基盤を形にした舞台裏
3
PROJECT
課題の本質をとらえ、伴走型の支援を―コンサルティング×テクノロジーで拓く、地域共創の最前線
4
PROJECT
生成AIによって「女性のはたらき方」が変わり始めた―クラフター小島氏×パーソルテンプスタッフ朝比奈対談
5
PROJECT
30を超える基幹システムを“無風”でクラウドに。パーソルテンプスタッフが挑むアプリリフト