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ワークライフバランスを重視して、仕事も家庭も充実したはたらき方を 

テクノロジードリブンの人材サービス企業を目指す、パーソルグループ。同じ志をもつテクノロジー人材が次々とジョインしています。今回は優れたリーダーシップを発揮しながら、持ち前のチームビルディング能力を駆使してチームを統率し、成果を上げる姫路に、現在の仕事とパーソルホールディングスではたらく魅力について聞きました。 

グループ各社の円滑なコミュニケーションを支える仕事 

—まずは姫路さんが所属する部署について教えてください。 

私たちはグループ各社で利用されるメールやチャット、電話、Web会議、ファイル共有など、業務遂行に欠かせないコミュニケーションツールのメンテナンスやリニューアルを担当しています。特に最近は、従来物理サーバ上で運用されていた古いサービスをクラウドネイティブな環境に移行させ、より効率的なコミュニケーションを実現するプロジェクトに注力しています。 

—姫路さんの役割を教えてください。 

私はPOという立場で、主にプロジェクトマネジメントやメンバーのケア、予算管理や経営へのレポーティングなどを担当しています。個々のプロジェクトはメンバーの手に委ねることが多いですが、パーソルテンプスタッフやパーソルキャリアのような比較的規模が大きなグループ会社に対しては、私も打ち合わせに参加したり、各社の経営陣に説明したりすることもあります。 

現在はオンプレミス環境からクラウド環境への移行プロジェクトを推進しています。安全なメール送信を実現するメールリレーサービスや内線電話、ファイルサーバのクラウドシフトといった内容ですね。経営戦略を実現するために必要なサービスを選定し、導入プロジェクトを率いてグループ各社の業務効率化を後押ししています。 

—たとえば新しいコミュニケーションツールを導入する場合、どのように動きを進めていくのでしょうか? 

グループ各社で現在どのような課題があるのかを、アンケートや過去の通信実績などから見つけ出し、それらをどのような手段で解決するのがもっとも有効か検討を重ね企画書にまとめます。それを経営陣に提案の上、順次グループ各社の関係者の合意を得ながら導入を進めていくといった動き方が多いですね。

仕事と家庭の両立を目指しパーソルホールディングスへ 

—姫路さんはパーソルホールディングスに転職されるまでどんなお仕事をされていたのですか? 

前職のSIerでは2種類の仕事を経験しています。ひとつは金融系システムの受託開発、もうひとつが社内SEです。新卒入社から5年間は保険会社やカード会社向けのシステム開発に5年ほど携わり、その後情報システム部に異動となりました。以後、社内SEとして7年間取り組んだのは、社員が利用するグループウェアや社内SNSの導入など、主にクラウドによる業務効率化です。 

前職ではアプリケーション開発に留まらずインフラ構築もやりましたし、サービス企画や要件定義も一通り経験しました。ITに詳しくない方とのコミュニケーションや、ステークホルダーの意見を採りまとめ落とし所を見つけるといったスキルは前職の経験から培われていると感じます。 

—では、なぜ転職をしようと思われたのでしょうか?  

社内SEとして、要件を自分たちで決められる自由度の高さ、裁量の大きさ、すべてのプロセスに一気通貫で携われることはとても魅力に感じていました。しかし、非常に多忙で、妻との約束が守れないことがしばしばあり、子どもが生まれたのを機に家族を大切にしたはたらき方をしたいと思ったことがきっかけです。 

もうひとつ、当時所属していた情報システム部門を取り巻く環境が大きく変わり、外販用のシステムを社内で試すテスト部隊のような位置づけになってしまったのも大きな理由になりました。ワークライフバランスを適正化し、これまで同様、自由度が高く裁量が大きい仕事をするにはどうしたらいいか考えた末、見つけたのがパーソルホールディングスでした。これまでの経験がそのまま活かせそうですし、個人のワークスタイルを尊重し、場所や時間に縛られないはたらき方ができるのは非常に魅力的でした。面接で出会った人たちからも、社員の幸せにちゃんと焦点を当てながら、事業ビジョンの実現に向けて努力している姿やオープンでフラットなカルチャーを感じ取れました。ここではたらけたらきっと自分も成長できると思い、入社を決めました。

パーソルグループではたらく人々の笑顔を引き出したい 

—入社後、入社以前の印象と違ったことはありますか?  

経営陣や上長の意思決定の速さは想像以上でしたね。セキュリティやプライバシー対策といった重要な点は押さえた上で、いち早く決断を下そうという意思の強さを感じました。意志決定のプロセスが非常にシンプルでいられるのは、組織をリードする人たちのITリテラシーが高く「小さく試して検証を重ね精度を上げよう」というスタンスが根づいているからなんだと感じています。 

—ワークライフバランスは実現できましたか? 

はい。希望通りのはたらき方ができています。いま私は週1日程度は出社するものの、基本フルリモートではたらいているのですが、週に2日は18時に業務を終わらせ、保育園に子どもを迎えにいき夕飯の準備をできるようになりました。ほかのメンバーも自分のライフスタイルに合ったはたらき方を選択しており、多様なはたらき方が許容される環境が整っていると感じます。離れていても常にお互いの状況やコンディションを確認し合っているのでとくに不都合は感じませんね。 

—姫路さんの今後の目標を教えてください。 

現在進んでいる案件が一段落したら、次は導入済みのサービスをどう使いこなせば効率が上がり、よりよいはたらき方ができるかを社員へレクチャーするような機会を増やしたいと考えています。せっかく最新のツールを導入しても、ごく一部の基本的な機能しか使われていなかったり、不要な作業が温存されたままだったりすることがよくあるからです。最新のツールを導入するだけに留まらず、利用率を高め活用の幅を広げてもらえるような支援を提供することで、グループ全体のITリテラシー向上に貢献できればと思っています。 

—姫路さんはこれからどんなキャリアを歩みたいと考えていますか? 

現場の方にアンケートを取ったり、感想を聞きにいったりしたときに「業務効率が上がった」「こんなサービスがほしかった」という反応をいただけたときのうれしさは、何ものにも代えがたいものがあると感じています。私自身、ITを活用してユーザーの困りごとをスマートに解決するのが好きなので、これからも続けていきたいと思います。中長期的にはコミュニケーションツールに限らず、もっと幅広い手段を用いて組織の成長と事業の効率化に貢献したいですね。 

また、「仕事か家庭か」ではなく「仕事も家庭も」うまくいっている状態が私にとっての「はたらいて、笑おう」だと思っています。その上で、会社のため、仲間のために自分の能力や時間を思う存分注ぎ込めたら申し分ありません。これからもチームメンバーとともに、グループ会社ではたらく人々の笑顔を引き出すために努力を重ねたいと思います。

取材・文=グレタケ 武田敏則
(2023年11月時点の情報です。)

姫路明宏Akihiro Himeji
ワークスタイルインフラ部 コミュニケーションインフラ室
ファイルサーバ/MTAチーム
プロダクトオーナー
シニアコンサルタント
2008年、大学を卒業後SIerに入社。エンジニアとして金融系の業務システムの開発に携わる。2014年、情報システム部門に異動。社内SEとしてITツールの導入や運用・保守を担当する。2018年10月パーソルホールディングスへ入社。現在はコミュニケーションインフラ室のマネジャーとして、ファイルサーバやメールリレーサービスのクラウドシフトに取り組んでいる。

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