REPORT
【前編】パーソルホールディングス テクノロジー部門、初の海外選抜研修@ベトナムレポート―国境を越えた「はたらいて、笑おう。」を体感
前後編でお届けする研修レポート後編。(前編はこちら)
後編は、ベトナム研修の目玉となるFPT Softwareへの訪問と、英語プレゼンテーションの模様や、事後研修の様子をご紹介します。
PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMをあとにして、ホーチミン市内にあるFPT Softwareのオフィスへ向かいます。
FPT Softwareはテクノロジー関連事業のほか、テレコミュニケーションや教育、流通など幅広い事業を展開する、アジアを代表するIT企業です。ベトナムのDXをリードするだけでなく、日本を含むグローバル市場においてもITサービスを積極的に展開しており、2023年度にはグローバルITサービスにおける売上10億USドルを達成しています。
また、2023年度には米国や欧州で4件のM&Aを実行するなど、まさに今最も勢いがあるベトナムのIT企業と言えるのではないでしょうか…😳!
今回訪問したのは、約3万人がはたらくホーチミンオフィス。約53ヘクタールにもなる広大なオフィスをじっくり見学させていただきました。
表彰者のみ入室が許されたラウンジなど、日本の企業では見かけない設備もあり、参加者は説明に真剣に耳を傾けていました。
オフィスツアーのあとは、FPT Softwareの概要や、具体的なテクノロジー活用事例をご紹介いただきました。
そしていよいよ英語でのプレゼンテーションの時間。FPT Softwareのテクノロジー領域を担当する社員が6名参加し、パーソルホールディングスチームの英語プレゼンテーションを受け、プレゼンテーション終了後には英語での質疑応答も行いました。
プレゼンテーマは以下です。
英語でのプレゼンテーション後は、FPT Softwareの社員よりさらにプレゼンテーションを具体化するための質問や、「こういった視点を追加するとより深い議論ができるのではないか」といった提案など、さまざまなコメントが寄せられました。
参加者は、日頃の業務ではあまり経験していない英語でのプレゼンテーションに達成感を感じた一方、FPT Software社員の視野の広さや視座の高さ、議論の深さに悔しさも感じた様子。また、「パーソルグループの代表」という立場でプレゼンテーションをしたことで、パーソルグループの経営方針や事業内容など、自身が所属する組織の垣根を超えたインプットの重要性を再確認した時間となりました。
その後は2社合同での懇親会を実施。ベトナムのローカルレストランで、ベトナム語で「乾杯!」を交えながら、大いに盛り上がった夜となりました。
翌日は、全員でホーチミン市内の観光へ。
ベトナム戦争終結の地として知られる「統一会堂」をはじめ、ベトナムの観光地として知られるベンタン市場など、企業訪問とは異なる角度でベトナム現地の文化を体感する時間となりました。
ガイドの方の解説を聞きながら観光したため、ただ景色を見るだけではなく、歴史的な背景や社会情勢にも触れながらベトナムについて共有いただき、学びが深い時間となりました。
また、夜はディナークルーズで優雅に夕食。ベトナム最後の全員揃っての夕食を満喫しました😊
翌日は飛行機の時間まで各自自由時間を過ごし、日本へ帰国しました✈
日本に帰国後、改めて全員で研修を振り返る場を設けました。
「FPT Softwareでの英語プレゼンテーション」「全体を通じて感じたこと」「今後の仕事に活かせる新しい価値観や視点、スタンス」といった3点をチーム別に振り返り、全体へシェアしました。
参加者からは以下のような声が聞かれました。
帰国後、自発的に英語の勉強をしている人もおり、「ベトナムで得た学びをどのように生かしていくのか」をそれぞれが考えながら、日々の業務に取り組んでいる様子が伝わってきました。
ベトナムの環境に触れることで、自分自身を見直すきっかけとなった今回の海外研修。
日本を超え、グローバルでの「はたらく」を捉えるきっかけになったほか、より広い視野、高い視座でパーソルグループの一員という意識を持つ重要性を感じる機会となりました。また、パーソルホールディングスのテクノロジー組織の在籍人数が300名を超えていることもあり、部署の垣根を超え、トッププレイヤー同士が交流する機会ともなりました。
参加したメンバーからは、「海外のグループ企業の設立目的や、人種や文化を超えて感じることができた」「PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM、FPT Softwareでの研修を通して、自身の意識、視座の低さを感じ、非常に良い学びの機会となった」「高いレベルでの経験を積んだ方たちとの交流はモチベーションになったし、事前の準備をしっかりしたからこそ見えた世界があった」といったコメントがありました。
参加者の満足度も非常に高かったことを踏まえ、「テクノロジードリブンの人材サービス企業」を目指す過程の中で、今後もこのような機会を設けていく予定です。
(2024年12月時点の情報です。)