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誰もが“自分らしくはたらける”未来へ。IT基盤を整え、活かし、進化させるワークスタイルインフラ部の挑戦

こんにちは、TECH DOOR編集部です。
パーソルホールディングスの3つのテクノロジー部門「グループIT本部」「グループAI本部」「グループWorkStyle本部」について紹介していく、組織紹介シリーズ。
今回は、パーソルグループのITインフラやセキュリティ・ガバナンスの基盤の構築・発展を担う「グループIT本部」のほか、グループIT本部に付随するCIO/CAIO直轄組織である「ITガバナンス部」「グローバルTech コラボレーション部」をご紹介します。
パーソルグループでは、AIの急速な進展を背景に、AIを中核とした事業・業務設計への転換、すなわち「AIファーストな事業モデルへの転換」を進めています。
中期経営計画FY2028におけるテクノロジー戦略においては、「AI×Business」「AI×Work」「AI×Data」を重要テーマとし、それぞれ事業変革、はたらき方の進化、データ活用の高度化を通じて価値創出を推進しています。あわせて、これらを支えるインフラやガバナンス、人・組織の基盤強化にも取り組んでいます。

このAI活用を支えるITインフラ・セキュリティ・ガバナンスの基盤を構築し、グループ全体のテクノロジー活用を支えていく役割を担っているのが「グループIT本部」、グループ全体のIT・セキュリティガバナンスを担う「ITガバナンス部」、そしてグローバルにおけるテクノロジー活用と事業連携を推進する「グローバル Tech コラボレーション部」です。
グループIT本部は、パーソルグループ共通のインフラ・セキュリティ領域を担当する部門です。「ビジネスコアインフラ部」「セキュアインフラ部」「インフラサービス統括部」「情報セキュリティ部」「GIT本部企画部」の5部からなり、その下には16個の室を持つ組織です。

グループIT本部は、グループ共通のITインフラ・セキュリティ基盤を担う部門として、AI活用を前提とした業務・事業の進化を支える基盤の構築・運用を推進しています。
テクノロジー戦略の推進基盤として、「AI導入の迅速化と業務高度化」「利便性とセキュリティの両立」「サイバーレジリエンスの強化」などを重要テーマに掲げ、グループ全体が安心かつスムーズにテクノロジーを活用できる環境の実現を目指しています。
■取り組み①:ITインフラ基盤の高度化・モダナイズ
・クラウドシフトやネットワーク統合によるインフラの刷新
・AI活用を前提とした基盤整備と、利用・開発のリードタイム短縮
・自動化やAIOpsの導入による運用の効率化・高度化
■取り組み②:セキュリティと利便性の両立
・ゼロトラストを前提としたセキュリティ基盤の構築
・AIを活用した脅威検知・対応の高度化
・ユーザーが意識せず安全に利用できる環境の実現
■取り組み③:IT運用・サービス提供の高度化
・ITサービスの品質向上と継続的な改善
・運用業務の自動化やゼロオプスの推進
・サービス統合・最適化による全体最適の実現
ビジネスコアインフラ部は、「クラウド推進室」「コアインフラ室」「ネットワークインフラ室」「拠点インフラ室」の4室からなり、AWS/Azure基盤をはじめ、クラウドWAFやサーバ・コンテナ向けエンドポイントセキュリティ、クラウド連携基盤、SD-WAN、ソフトフォンなど、グループ共通のITインフラサービスを提供しています。
また、グループ全体のクラウドシフトおよびオンプレミスDC廃止を推進し、IT環境の標準化と高度化をリードする役割を担っています。
主な業務は、「AI×Business/Work/Data」を支えるIT基盤の迅速なモダナイズです。クラウドネイティブ化やインフラ最適化を進めることで、事業継続性の向上やコスト最適化、社員がストレスなく利用できるIT環境の実現を目指しています。
また、運用の高度化にも注力しており、自動化やAIOpsの導入を通じて、運用負荷の軽減と品質向上の両立を目指しています。人の介在を前提としないオペレーションモデルへの進化を進めることで、現場のスピードと柔軟性を高め、変化に迅速に対応できる基盤づくりを推進しています。
セキュアインフラ部は、「セキュアネットワーク室」「アイデンティティ統括室」「セキュアデバイス室」「デバイス企画室」の4室からなる、グループ共通のセキュリティ基盤の企画・運営を主導する部署です。
認証やデバイス管理、ネットワーク制御などを統合的に管理し、グループ全体のIT環境における、安全性と利用者にとっての利便性を両立した基盤の実現を推進しています。
主な業務は、セキュリティ基盤の設計・構築・運用です。デバイス、認証、ネットワーク、運用を一体で設計することで、グループ全体のセキュリティ水準の向上を支えています。
また、外部攻撃対策や認証基盤の高度化、デバイスの利便性向上などを通じて、セキュリティ強度の向上とユーザー体験の改善を同時に実現しています。セキュリティを“制約”ではなく“価値”として提供することで、AI時代に求められる安心かつ快適なIT環境づくりを推進しています。
部長インタビューはこちら
「守る」だけで終わらない。セキュアインフラ部が追求するゼロトラストセキュリティの理想 | TECH DOOR(テックドア)
2018年にパーソルホールディングスへ入社して以来、姫路はグループ全体のITインフラ刷新や、時代の変化に合わせた働き方の実現に取り組んできました。コロナ禍では、安全かつ柔軟に働ける環境整備に尽力し、2026年4月からはセキュアインフラ部の部長として、パーソルグループ全体のセキュリティ基盤強化を担っています。ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が激化し、攻撃手法も巧妙化・複雑化するなか、堅牢な守りと自由な働き方をどう両立するのか。パーソルグループが目指すセキュアなインフラ基盤のあり方や、求める人材像について聞きました。
インフラサービス統括部は、「グループサポート室」「サービス統括室」「インフラアーキテクチャ推進室」の3室からなり、グループIT本部における横断機能を提供しています。 SBU*1との窓口機能やサービスデスクを通じて要望や課題を集約し、グループ全体におけるITサービスの品質向上と価値の最大化を図ります。
主な業務は、ITサービスマネジメントの高度化と、全体アーキテクチャの統括です。個別最適に陥りがちなインフラ機能を横断的に捉え、標準化や統制を進めるとともに、中期経営計画に紐づく横断施策をリードすることで、グループ全体としてのスピードと実行力を高めています。
また、SBUとグループIT本部をつなぐハブとしての役割も担っており、現場のニーズと全体戦略をつなぎながら、サービスの継続的な改善と最適化を行います。組織横断での連携を強化することで、ITサービスを単なる提供にとどめず、グループ全体の価値創出に貢献しています。
*1 SBU:Strategic Business Unitの略称。サービス事業領域ごとに分けた組織単位
情報セキュリティ部は、「サイバーセキュリティ室」「SBUセキュリティ支援室」の2室からなる、グループ全体のセキュリティ統制および各事業に対するセキュリティ施策の推進を担う組織です。事業部門と連携しながら、全社のセキュリティレベルの維持・向上を支えています。
主な業務は、サイバーセキュリティ対策の推進とリスク対応力の強化です。事業リスクを起点に、技術動向や脅威の変化を踏まえながら、未然防止・検知・対応・復旧までを一体で強化し、グループ全体のサイバーレジリエンス向上を推進しています。
また、SBUとの連携によるセキュリティ施策の展開や、組織・人材の強化にも取り組んでいます。技術的な対策にとどまらず、組織としての対応力を高めることで、変化するリスク環境の中でも継続的に安全性を確保できる体制づくりを推進しています。 情報セキュリティ部が取り組んだ、新たなSOC*2の再編は、パーソルホールディングスの日本セキュリティ大賞2025「セキュリティ対策・運用部門 奨励賞」の受賞にも寄与しました。
*2 SOC=Security Operation Centerの略称
GIT本部企画部は、「GIT本部企画室」「オペレーションマネジメント室」「グローバルITコラボレーション室」の3室からなる、グループIT本部全体の運営・戦略推進を担う組織です。本部の方針策定や組織設計、予算管理を通じて、グループIT本部の活動を横断的に支えています。
主な業務は、中期経営計画に基づく本部方針の策定・推進と、本部内外の連携強化です。テクノロジー部門だけでなく、財務や各事業部門とも連携しながら、グループ全体のテクノロジー活用を見据えた施策の企画と実行をリードしています。
また、環境変化に応じた組織運営の最適化や、本部全体の一体性の強化にも取り組んでいます。本部内外のコミュニケーションを促進しながら、戦略の浸透と継続的な見直しを通じて、グループIT本部全体の実行力と成果創出を支えています。
ITガバナンス部は、CIO/CAIO直下の部門として、グループ全体のITガバナンスおよびセキュリティガバナンスの策定・推進を担う組織です。事業部門から独立した視点で、テクノロジー活用における統制と実行の両立を支えています。
主な業務は、ITガバナンスおよびセキュリティガバナンスの設計と運用です。IT投資に関する審議やモニタリングを通じて、グループ全体の投資意思決定の質を高めるとともに、規程や基準の整備・運用を通じて、統制の実効性向上を推進しています。
また、AIの進展やグローバル展開など、変化する環境に対応しながら、リスクと利便性の両立を図るガバナンスの実現にも取り組んでいます。グループ全体の視点で最適なルールと運用を設計し、持続的なテクノロジー活用を支える基盤づくりを推進しています。
グローバルTechコラボレーション部は、日本・APAC・欧州をつなぐハブとして、グループ横断でテクノロジーを活用しグローバルに展開し、事業成長の加速を担う組織です。各地域・各組織を横断的につなぎながら、テクノロジーと事業の連携を推進しています。
主な業務は、グローバルでのテクノロジー活用を通じたシナジー創出とガバナンスの展開です。各地域の特性や自律性を尊重しながら、グループ共通のガバナンスの適用や技術活用の標準化を進めるとともに、グローバルの知見や仕組みを活かした価値創出を推進しています。
また、グローバル人材の育成や連携機会の創出にも取り組んでおり、多様な人材や知見を活かした開発力・実行力の強化を図っています。単に組織を“つなぐ”だけでなく、連携を価値に変えることで、グループ全体の競争力向上に貢献しています。
「グループIT本部」「ITガバナンス部」「グローバルTech コラボレーション部」では、それぞれの役割を担いながら、グループ全体のテクノロジー活用を支える基盤づくりに取り組んでいます。
ITインフラの構築・運用を担う機能、セキュリティやガバナンスの観点から統制を担う機能、そしてグローバルでの連携と価値創出を推進する機能が一体となることで、安定性とスピード、利便性を兼ね備えた環境の実現を目指しています。
AI活用が加速する中で、安心かつ柔軟にテクノロジーを活用できる基盤の整備が、これからの競争力の土台となります。その実現に向け、これら3つの組織は、それぞれの専門性を発揮しながら、グループ全体の持続的な価値創出を支えていきます。
※組織情報は2026年6月時点の情報です。

パーソルホールディングス株式会社
グループIT本部
本部長
2000年早稲田大学大学院を卒業、米系投資銀行のIT部門でキャリアをスタート。日系の証券会社を経て、2017年11月にパーソルホールディングスに入社。IT戦略やIT予算、海外子会社を含むグループ全体のITガバナンスの設計など幅広く担当。2020年より、システム・スキル軸の組織から価値ドリブンの組織への変革を目指し、アジャイルマインドの浸透や、アジャイル組織運営を実現するためのプロセスの構築に取り組んでいる。2023年7月より現職。
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STRATEGY
【前編】未来の“はたらく”を変革する——パーソルホールディングス×パーソルクロステクノロジー 両本部長が語る、AI戦略と共創の最前線
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PROJECT
わずか10カ月で開発・導入を実現。データドリブンなタレントマネジメント基盤を形にした舞台裏
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PERSON
グループ横断で考えるB2Bマーケティングとは――価値創出の最大化に挑戦
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PROJECT
インサイドセールスの常識を変える―AIが300超のサービス提案を支援する「CONNECTIS」開発
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PROJECT
レビューの「AI化」でシステム開発はどう変わる? パーソルテンプスタッフ×バルテス“異色コラボ”の現在地